フィラデルフィア陽性リンパ性白血病(Ph+ALL)の治療法って?

治療や健康への考え方

この難病とどう戦う・・・?

僕の白血病のタイプは、急性リンパ性白血病の中でもフィラデルフィア陽性(Ph+ALL)というやつなんですが、このタイプは再発率が高く白血病の中では厄介な方のタイプのようです。

 

染色体異常が原因で、フィラデルフィア(Ph)染色体という特殊な染色体が作られてしまうのです。その染色体ができると異常なタンパク(Bcr-Ablタンパク)が作られ、この異常なタンパクが白血病細胞の異常増殖を引き起こし、治療をさらに困難にしているそうです。

そんなフィラデルフィア陽性リンパ性白血病(Ph+ALL)ですが、効果的な治療法はあるのでしょうか?

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現状の治療法は・・・

治療法としては、抗がん剤の化学療法で白血病細胞を減らしてゆくというものですが、最近ではイマチニブ、ダサチニブといった分子標的薬(分子標的治療薬)という薬も開発されており、日進月歩で治療は進歩しているようです。

という事は、あと数年後にはさらに効果的な治療薬などが世に出てきているかも・・・?ここは期待したいですね!
(自分がその恩恵に預かれるかは分かりませんが・・・)

 

とは言え現状では、完治を目指すためには、実行可能な人はなるべく骨髄移植(造血幹細胞移植など)をすることが推奨されており、欧米ではPh+ALLの治療方針としてはこれがスタンダードのようです。

ただ問題はこの移植というのが体への負担がかなりキツく、ほぼ不妊になってしまったり、その他副作用もちょっと侮れなかったりするので正直あまり気は進まないのです。。。理想としては、化学療法だけで完治して欲しいところですが・・・

その他、放射線治療も必要に応じて行われます。

(というか、移植をする場合はその前処置で、ほぼ一生分ギリギリ限界の放射能を浴びたりもしないといけないのです・・・!+抗がん剤もたっぷりと入れられます。)

肉体を切り刻むような手術とはまた違いますが、自分の骨髄という血を作ってくれる器官を一度破壊しないといけないので、このようなキツイ治療になってしまうようです。

ちなみに骨髄というのは骨の中にあるスポンジのような柔らかい部分で、つーことはほぼ全身の骨の中にあるので、一部を切り取って交換、というわけにはいかないのです。

 

また白血病の治療方針としては、『白血病細胞を限りなくゼロにする』(total cell kill)という考え方が今の医学では一般的な考え方のようです。

分子標的薬の仕組みとは?

上で書いた「分子標的薬」の仕組みは、上述の異常なタンパク(Bcr-Ablタンパク)と結合し、Bcr-Ablタンパクにエネルギーが行かないようにする事で白血病細胞の増殖を抑えるよう働きます。

抗がん剤よりも副作用が少なく効果も高い?という印象です。(一昔前は、こんなものはなかったのですが、こいつのおかげでPh+ALLの患者の長期生存率は大幅に上がりました。僕にとっては大変ありがたいお薬です!)

疑問

でも、ここで素朴な疑問が。。。

化学療法や分子標的治療薬は、あくまでも白血病細胞を減らしたり増えないようにするためのものであって、原因となっているフィラデルフィア染色体自体を破壊したり修正してくれるわけではないんでしょう。

それなのに、病気が完治するのだろうか?

 

・・・って、自分で書いてて不安になってくるな。

 

骨髄移植の場合は、他人の健康な造血幹細胞(白血球や赤血球等を作ってくれる組織)を体に入れて住み着いてもらう事で、患者の体に残っている白血病細胞を完全にやっつけてもらう事で完治を目指す。

この方法なら、一度移植してしまえばあとはずっと他人から頂いた免疫機能が白血病細胞を叩いてくれるので、完治を目指せるというわけです。

ただし、自分の体の細胞を敵と見なして攻撃するようなものなので、代わりにGVHDという色々な症状に悩まさせる事が多いようです。


「・・・って、別の病気と付け替えるだけなのかよ!?」

ガーン、ですよ。正直。移植後は数か月~数年以内に亡くなってしまう人も数割いる、ロシアンルーレットのようなハイリスクな治療法なんです。(ま、さすがに1/6まで低くはないですが・・・)

はたして、化学療法(と、分子標的治療薬)だけでもPh陽性リンパ性白血病が完治する事はあるのか?一応、全くないわけではなさそうですが、あまり楽観視するのは禁物でしょうね。(特にフィラデルフィア陽性の場合は。)

自然治癒力を高める!運動も有効のはず

抗がん剤なんてものは、毒(劇薬)でもあるのだからなるべくなら体に入れたくないですよね。

僕は自分なりに体力や自然治癒力を高めるような事を試しています。皆さん、がんやその他の難病にかかった人は色々な民間療法なども試される方も多いと思います。

あまりすがりつくような気持ちでそういったものに高い金を出すというのは、個人的にはどうかなと思いますが、お金のある人は有効に使って病気を治してほしいなと思います。(あとは、メンタルが不動であればなお良し)

 

僕の場合は体幹トレーニングのようなベッドの上でも実行できる運動の他、武道で言う立禅や太極拳みたいな事もしています。

太極拳はゆっくりとした動きで病人にも負担が少なく、自然治癒力を高める効果も?

↑太極拳の人(何か違う・・・?)

 

ヒーラーや気功師の治療に高い金をかける人もいますが、『他人のエネルギーは毒であり、自分オリジナルの気が大事』という事をとある本で読み、僕はその考え方に共感したので、気功のようなことをやるにしても、自分自身で行うだけです。

 

「気」っていうと少しオカルト的な感じもするし、あるいは「かめはめ波」のような漫画的な感じもするかもしれませんが、生き物の体からは磁場が生じているので、磁気というエネルギーがあることはたしかでしょう。

また、大地からも地磁気が、そして太陽や宇宙からも太陽風や宇宙線などが地球に降り注いでいます・・・こうしたものの影響を全ての生物は知らずに受けている。”白血病は、宇宙からの放射線の影響で今後は増えるかもしれない”、なんて話も聞きました。

科学もまだまだ万能ではない。人体の不思議についても、まだ解明されてないことが沢山ありますね。

 

何故いきなりこの病気になってしまったのか原因は不明ですが、逆にいえば「よく分からないけど急に治った」という事だって起きるかもしれない。(ポジティブ~笑)

つーわけで僕は、化学療法と併用しつつ、色々な運動や自分が「これだ!」と思った健康法などを色々試していこうと思います。良いと思ったものはどんどんブログでもとりあげていきます!

入院は長期戦に?体力をキープしたい。

入院中も体幹トレーニングはベッドの上で実行できる。

あと、もし骨髄移植をやるにしても、治療(副作用も)を受けきる体力は大事なので、無理のない範囲で体を鍛えておくことは大切だと思っています。

以下は僕がよくベッドの上で行っている体幹トレーニングの本です。サッカーの長友選手がやっているような上級編のトレーニングの他、初心者向けのものから段階的に載っているのでとっつきやすいです。

体幹力を上げるコアトレーニング(Amazon)

普通の筋トレとは少し違いまして、最近注目されている”インナーマッスル“を鍛えるものです。でも、整体師さんの話によると『アウターマッスル(外側の筋肉)は不要という事ではなく、バランスが大事』だそうです。

この本には、その両方の鍛え方が豊富に載っているので正直オススメです。入院生活のお供に一冊いかがでしょう?(もちろん、入院してない人にもオススメですよ。)

 

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